理想の物件見つけたら次のステップは?住宅購入から物件引き渡しまでの流れ大公開
こんにちは、きのこちゃんです。
理想の物件が見つかったら、いよいよ購入手続きに進みます。

とはいえ、不動産購入は八百屋さんで野菜を買うのとは違い、手に入れる(引き渡し)までに沢山のプロセスが生じます。
物件が見つかってから、購入手続き開始〜物件の引き渡しまでの流れを紹介します。
- 住宅購入を検討中の人
- 理想の家が見つかり購入までの流れが知りたい人

尚、物件探し中の方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
関連記事:家を買う前に要チェック!住宅の選びのポイント大公開
関連記事:住宅ローン審査の団信は健康診断の結果も記載する必要があるのか?!
関連記事:火災保険で本当に必要な補償とは?!個人賠償責任?!類焼損害補償?!
住宅ローン事前審査申し込み
住宅ローン事前審査とは本審査の前に購入者の年収や勤務状況、物件の担保能力を含めて確認し、住宅ローンを貸すに値する購入者と物件かを判断するための審査になります。
持ち物:印鑑、収入証明書類、身分証明書、健康保険証、既存お借入れ明細書、等
※育休から復帰したばかりの場合は、直近三か月分の給与明細の提出を求められる場合もあります。
この物件で決まり!
っと思ったらなるべく早い段階で、住宅ローン事前審査申し込みを行います。
不動産屋的には早く話を進めたいので、内見して購入確定したらその日に行うことが多いです。

これを記入したからと言って購入を断れない訳ではないので、もし、8割型購入したいという気持ちに傾いていたら、その日に記入することをお勧めします。
物件購入の申し込み
事前審査が通った後、不動産屋に対して購入するという意思を伝える会です。
持ち物:印鑑、等
ここでの決定は最終的に物件を購入するという意思表示になるので、それまでに購入意思をはっきりできるようにじっくり考えておきましょう。
また購入申し込みの際に次のステップである売主との契約日時の決定を行います。

売買契約の締結
売り主と、不動産屋とそれぞれ契約の確認などを行います。
売買契約の締結の前には、住宅ローン仮審査が通って物件購入能力があることが仮証明されている必要があります。
持ち物:実印、手付金、収入印紙1万円分、身分証、源泉徴収票、等
※源泉徴収票は転職、育休、など状況に応じて過去3年分くらい必要な場合もあります。
やることとしては、以下の二点になります。
重要事項のご説明及び重要書類の交付
宅地建物取引主任から物件の詳しい説明を受けます。
売買契約の締結
売主との契約書の読み合わせをします。また、持参した手付金はこのタイミングで売主に授受します。
物件引き渡し日もここで決定します。

住宅ローンの本申し込み
住宅ローンを受ける銀行からローンの説明を受け、住宅ローンの本申し込み用紙、および団体仕様生命保険告知書に記入を行います。
持ち物:不動産屋からもらう契約ファイル一式、実印、住民票、銀行届出印、課税証明書、印鑑証明書、等
なお審査の際、団信に加入するために健康状態を告知する必要があります。
団信と健康診断についての記事も参考にしてくださいね。


住宅ローン本審査結果通知
申込みから1〜2週間かかります。
銀行によって審査スピードも異なります、一般にネットバンクは金利は安いけど審査が遅いと言われています。

住所変更
住宅ローンの契約を行う前に、役所に行って住所変更手続きを行う必要があります。
不動産屋から新住所の連絡を受けるのでそれに従って手続きをすすめましょう。
※ただし新住所に変更が間に合わない場合は旧住所のままでも大丈夫な場合があります。その場合は登記上の住所が旧住所になりますが、あとから自分で変更することも可能です。


金銭消費貸借契約(住宅ローンの契約)
住宅ローンの本契約です。
各銀行の支店、またはローンセンターで行います。
この契約の前までに住所を新住所に変更しておく必要があります。
※新住所に変更が間に合わない場合は旧住所のままでも大丈夫な場合があります。その場合は登記上の住所が旧住所になりますが、あとから自分で変更することも可能です。
持ち物:各銀行によって異なるので、担当者に確認しましょう。
物件の立ち合い(新築の場合)
売主立ち合いで物件に異常がないかを確認します。

決済(ローンの実行)の日に行うこと
金消契約後3営業日以降で日程を組みます。
場所:ローンを組む銀行またはローンセンター
登場人物:不動産屋、銀行員、司法書士、売主
持ち物:銀行届出印、その他持ち物はしっかり確認しましょう
実際にローン実行日に行う手続きは下記になります。
- 売買代金残金の授受
- 購入者名義の登記申請:司法書士に依頼します。
- 購入者の抵当権設定の登記:司法書士に依頼します。
- 諸費用の清算:登記費用、火災保険料、固都税の清算、各種手数料の精算です。沢山の用紙に署名押印します。
- 物件引き渡し:売主から鍵及び引継ぎ書類の受け渡しです。
まとめ
上記手続き完了後にやっと物件は自分のものになります。


- ローン審査が落ちてしまった場合に備えて、複数銀行でローンをくむことがあるので課税証明書、印鑑証明書、住民票は複数枚余分に用意しよう
- 収入証明、給与明細、源泉徴収票などは毎回求められる可能性があるので、常にまとめて持っていけるようにしよう
- 長時間の打ち合わせが多いので子供のおやつ、ごはん、おもちゃは持っていこう。