家を買う前に要チェック!住宅の選びのポイント大公開

2018年10月5日

こんにちは、キノコちゃんです。

マイホーム購入、まずどうすればいいの?
不動産屋に行く、住宅展示場に行く、様々な方法があります。

一生に一度の大きな買い物、なるべく希望に沿ったものを購入したい!
でも不動産屋や住宅メーカーも商売でやっています。
何も準備をせずフラッと行ってしまうと、先方の思うがままの不動産を買わされてしまう、なんてことにも。

実は我々夫婦は住宅の内見が大好きで、結婚当初から住宅探しを始め、かれこれ5年も経過しています。
場所は首都圏あらゆるところ、マンション、戸建、中古、新築、価格帯は2500万円〜6000万円の物件までかたっぱしから見てきました。

この記事では、5年間探し続け、築き上げた我が家の住宅選びのポイントを大公開します!

尚、物件探し中の方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
関連記事:家を買う前に要チェック!住宅の選びのポイント大公開
関連記事:住宅ローン審査の団信は健康診断の結果も記載する必要があるのか?!

  • 不動産屋の思うがままの物件を買わないように注意するポイント
  • なるべく早く理想の物件に会えるような条件の決め方
  • 物件選びの条件例、きのこ一家の場合

住宅購入で一番大事なポイント、それは『条件を定めること』

住宅購入で一番大事なのが『絶対条件/あったらよいな条件』を明確に決めておくことです。

きのこちゃん
きのこちゃん
我が家が5年間も探し続けて購入に至らなかったのは、最初の時点で明確な条件を決めていなかったせいなのだ。もっと早く購入しておけば不動産価格ももう少し安かったのになぁ。

数回の内見で、全ての条件を叶えてくれる物件に出会えるのは至難の業です。

大抵が『日当たりは最高なんだけど、間取りがおかしい』のように、条件を満たしてくれないポイントが出てきます。

条件のポイントがぶれていると、いつまで経っても理想の物件に出会えないのです。

また、ブレブレ条件に付け込み悪い不動産屋に変な物件を紹介されることもあります。

きのこちゃん
きのこちゃん
不動産屋も商売だから、時には変な物件を売りつけようとしてくることもあるよ。不動産屋に足を踏み入れる前に、ブレない条件で防御を固めよう!

メガネくん(夫)
メガネくん(夫)
購入までに時間はかかってしまったものの、5年間も探し続けて決めた条件は今となってはブレないし、最強の強みだよ。

住宅購入の『絶対条件』で対業者の守りを固めよう

では、住宅購入において条件をどうやって決めればいいのか?

我が家の例とともにご紹介します。

絶対条件とは、絶対に譲れない条件、すなわち不動産屋が内見を勧めてきても、この条件に当てはまらなければ迷いなく内見を断ります。
無駄な時間を省くことができるとともに、変な物件をつかまされることを回避することができます。

購入価格帯を明確にしておこう

価格帯がはっきりしないまま不動産屋に行くと、思ったよりも高い物件を購入してしまう羽目になりがちなので要注意です。

物件検索サイトなどでざっくりとした返済シュミレーションができるので、それを元に希望価格帯を決めましょう。

我が家の場合、希望価格帯は2500万〜3500万の間。
月の支払いを10万円以内に抑えたいので、この価格帯になりました。

ざっくり金利1%、頭金なし、ボーナス払いなしの条件で、月支払いが大体10万円になるかちょっと超えるくらいです。

下記はSUUMO.JP支払額シュミレーションページです。

きのこちゃん
きのこちゃん
これはあくまで購入価格を決めるためのシュミレーション。実際の金額は、ローンを組む銀行や、金利のタイプによって価格も変わってくるよ。銀行のローン審査結果をもらう段階で明確な数字がもらえるよ。

モゲチェック・プラザなどの、住宅ローンコンサルタントサービスを使うと不動産会社の提携ローンより安い金利を紹介してもらえます。
具体的に話が進んだらこちらもチェックするといいかもしれません。

物件タイプを明確にしておこう

新築派? 中古派? 戸建派? マンション派?

探し始めの際はどれにしたら良いか分からない場合もありますよね。
その場合は、同じ価格帯で希望のタイプをいくつか内見することをお勧めします。

5年間物件を見続けてきた我が家の結論は断然『中古・戸建派』です。

それは以下の理由から。

理由その1:割安感があること
新築だと建物の価格が入ってきますが、中古だと建物価値は年数とともに減っていくので、ほぼ土地の価格だけで物件が購入できることもあります。

きのこちゃん
きのこちゃん
もちろん、物件が古くなっている分、修理やリフォームが必要だったりするから、そこは要注意だよ。

理由その2:かつて注文で作られたようなしっかりした物件を安く買える
最近の3000万円台の新築物件(建売)は、だいたいどこのメーカーでも同じような素材で、大量生産されたパーツを現場で組み合わせて作ってるパターンが多いです。

一方、少し昔に作られた中古物件は、職人さんがその場でノコギリで木を切ってパーツを作っていたりします。

わたしの意見ですが、大量生産の建売よりも、職人によって作られた昔の物件の方が頑丈で価値がある気がするのです。

きのこちゃん
きのこちゃん
今注文住宅で同じものを作ったら何百万円もするような材料やデザインが施されていることもあって、自分の好みにあっていれば、それが安く手に入るから最高だよ。
メガネくん(夫)
メガネくん(夫)
ただし1981年以前に建てられた物件は、旧耐震基準を元に設計されているから、耐震工事が必要な場合があるので要注意だよ。

中古の話ばかりでしたが、もちろん新築物件にも良さがあります。

中古物件のように、どこか修理の必要があるか?などをいちいち考えなくてもよいのです。
また、中古では間取りはすでに決まっていますが、注文住宅にすれば、お金はかかりますが間取りを自由に設計することができます。

一度の入力で、複数のハウスメーカー・工務店に資料請求が出来るサイトなどもあるみたいなので、どこのメーカーに頼めばいいかわからない時など便利かもしれません。

その他の譲れない条件を洗い出そう

家族みんなで入れる大きなお風呂がほしい!
趣味の部屋は絶対必要!

などなど譲れない条件を不動産屋に行く前に書き出すことはとても大事。

購入後にキッチンが狭くて、お気に入りの家具がおけなかったぁってなったら悲劇ですから。。。

きのこちゃん
きのこちゃん
我が家の絶対譲れない条件を紹介するよ。参考にしてね。

絶対条件1:4LDK以上
子供がいて趣味の音楽部屋や書斎もほしいので4LDK以上希望です。

絶対条件2:小さな庭
ガーデニングやバーベキュー、お庭でプールにあこがれているので。
ただ手入れをしている時間があまりないので、狭い庭が希望です。

絶対条件3:駅から徒歩20分以内
バスを使わず通勤したいので、徒歩圏内希望です。

絶対条件4:海抜高め
自然災害から家を守るために、安全な場所であることは必須です。
家の立地は購入後に修正できない点なのでとても重要です。

絶対条件5:実家に近い
共働きなので、仕事が終わらないときに、じじばばの協力を仰ぎやすい場所が便利です。
また夫が土日に出かける時などは実家に行ってワンオペを回避できるようにします(笑)

絶対条件6:日当たり良好
毎日暮す家は明るく暖かく、そして洗濯物もよく乾く家がいいなぁと思います。
海抜と同様、日当たりは購入後に変更できないので、譲れない絶対条件です。

周りに大きな建物が立つ計画がないかも、入念にチェックします。

『あったらいいな条件』で購入スピードアップ!

次は必須ではないけど、あったらいいなぁという希望条件です。

好条件な物件ほどスピードが大事!
もたもたしていると他の希望者に取られてしまいます。

これを決めておくと、いくつかの物件で迷ったときに、素早く結論を出すことができます。

きのこちゃん
きのこちゃん
我が家のあったらいいな条件を参考までに紹介するよ。

あったらいいな条件1:お風呂に窓あり
明るいお風呂で一日の疲れを癒やそう!
風通しが良いとカビも防げそう。

あったらいいな条件2:食洗機あり
共働き夫婦の三種の神器、食洗機!
中古物件の場合、売れるように前の持ち主がリフォームで食洗機をつけてくれていることがあります。
ビルトインがいいので、食洗機が付けれるキッチンかどうかもチェックします。

あったらいいな条件3:ウォークインクローゼット
家具を減らしたいので備え付けの収納は沢山あるのがgood!
新築と比べて、中古住宅だと同じ価格帯でも割と広めのクローゼットがあることもしばしばです。

あったらいいな条件4:キッチンに窓あり
キッチンの換気と採光の為、明るいキッチンで家事も楽しくできる!

あったらいいな条件5:保育園近い
毎日の送り迎えだから近いほうが良いに決まってます。
ただし、希望の保育園に入れるかは行政が決めることなので、必須条件にはしていません。

あったらいいな条件6:スーパー、コンビニが近い
近くにあると便利です。
ただし我が家は共働きで日用品の買い出しは、車で土日に一気に行う、もしくはネットスーパーなので、必須条件にはしません。

あったらいいな条件6:都心へ電車乗り換えなし
毎日の事なので必須条件にしたいのですが、価格が上がってくるので、必須条件にはしませんでした。

メガネくん(夫)
メガネくん(夫)
このように、条件をはっきり定めていれば、我々のように5年もかけずとも素敵な物件が見つかること間違えなしだよ。

2019年に消費税は10%へ!物件購入はお早めに

来年2019年10月から消費税が10%に増税されることご存知ですか?!
住宅や車など大きな買い物を考えている人は、増税前に購入したほうが出費が抑えられます。

住宅購入をしたいけど踏み切れていない人は早めに動いた方が良さそうです。

ただ、マイホームは大きな買い物、焦って変な住宅を買わないよう、真剣に条件を決めてから内見に臨んでくださいね。

きのこちゃん
きのこちゃん
これから増税前滑り込み購入を考えている人の参考になるといいな。

2018年10月5日