ここが大好き外資系!外資系企業のメリット・給与・働く環境をご紹介
こんにちは、きのこちゃんです。
グローバル化が進む中、外資系企業に興味があり!という声を聞く機会が増えてきました。
わたしは日系企業で約4年、外資系企業で約10年働いてきていますが、やはり外資系企業の環境が好きで、もう日系企業に戻ることはないと思います。
私が思う外資系の魅力をまとめてみました。

- 外資系企業に興味がある人
- 外資系企業に転職を考えている人
- 年功序列に不満を持っている人
- 終身雇用に不安を抱いている人
- 英語を活かして働きたい人
年功序列なんて関係なし!完全な実力主義
昔から続く『年功序列』は未だに日系企業に存在しているのでしょうか?
新卒で入った日系企業は完全に年功序列で役職クラスはジジイたちが牛耳っていました。
仕事をするジジイならまだしも、仕事せず一日中ネットサーフィンをしているジジイもいる有様でした。
「わたしの方が働いているのに、給料はジジイ共の半分にも満たないんだよな…」
そんな思いをしたことありませんか?
わたしは全く尊敬できない働かない上司に納得できないタイプで、いつか脱出してやる!とばかり思っていました(笑)
とはいえ『年功序列』である以上、いくら仕事ができても飛び級はなかなかできませんよね
しかし外資系企業で働く今、私の上司は7歳くらい年下の青年です(笑)
年齢は若いですが、彼は部下を思いやり、仕事もできる尊敬できるマネージャーです。
そう、外資系企業は『年功序列』とは正反対の、完全なる『実力主義』の世界なのです。
誰でもやる気があり、実力が伴っていれば、年齢に関係せず昇進する機会を与えられます。
(ただしポジションに空きがあれば、ですが)
一方、仕事ができないと判断された管理職は何らかの方法で、会社から去ることになります。

なので、変な上司がいる可能性が低い、いたとしてもアンケート等で人事に報告することができるのです。

『実力主義』ってすぐにクビになりそうで怖い?
『実力主義』というと『できない奴はすぐにクビ!』という、残酷なイメージがありますが、けしてそういう意味ではありません。
長いこと外資系にいますが、会社の圧力で辞職した人は数人でしょうか…
万が一辞めることになっても、きちんと金銭的な保証はされるはずです。
真面目に働いていれば、相当なことがない限りクビにはならないと思います。
ただし、常に自分が給料に見合った働き方が出来ているかを意識していることは大事です。
もし足りない部分があれば、スキルアップしていく必要があります。
これはけして、社内に居座る為ではなく『自分の市場価値を上げていく』事で、次の昇進や転職に備える意味もあります。
外資系企業は『年功序列』もない、そして『終身雇用』でもないのです。
常に自分の『市場価値を高める』意識を持つことが大事です。

年収が高いのは本当?どうやって年収をあげるの?
『年功序列』の話と被りますが、多くの日系企業は年齢とともに給与が上がっていきます。
一般的に年収1000万円といえば、35歳大手企業役職付きくらいのイメージがあります
ところが外資系企業では20代で役職がなくても、年収1000万円は珍しい話ではありません。

しかし全ての外資系企業が年収1000万円と言うわけではありません。

プロフィールにも記載しましたが、私の場合は、400万円からスタートしましたが、今は倍以上になっています。

どうやって倍以上にさせたかというと、『転職』です。
ここで、先程述べた『市場価値』が大事になります。
外資系転職では、今の給与よりも低い額での転職はあり得ません。
一つの会社で経験を十分に積んで『市場価値』を高めた状態で自分を売るので、給与は上がって当然なのです。

業界にもよるかも知れませんが、交渉次第で一度の転職で100万単位で年収アップもありえる世界なのです。

出る杭も打たれない!伝えやすい環境が魅力
先程、記載したように上司を評価するアンケートが導入されている等、必要なことを伝えられる仕組みが整っているのはもちろん、それを受け入れられる空気があります。

リクエストするだけは無料!
例えばこんなリクエストも…
- 出張後に里帰りもするので、夫の分も一緒に航空券を予約してほしい
- 妊娠中で通勤が辛いので家で仕事する
- 専門知識をつけたいので学費を補助してほしい
- 通勤中に仕事するためにポケットWi-Fiが欲しい
- 出張後に現地を旅行するので帰り便は自分で予約する
- 社内のおやつにコレとコレを置いてほしい
日本人は謙虚で主張をためらいがちですが、こういう主張を躊躇なくする人達が沢山いるので、欲しいものをリクエストしやすい空気があります。
それがパフォーマンス向上につながると判断させられれば、ケチらず与えてくれる風土もあります。
もちろんリクエストがすべて通るわけではなく断られるケースもありますよ…(笑)
大事なのは「主張できる風土があるところ」だと思います

ちなみに、わたしが引越して通勤時間がかかるので、リモートワークさせてほしい!と主張したときの記事はこちらです。
関連記事:時間のないワーママはリモートワーク(在宅勤務)がしたい!上司に交渉した時の話

教育プログラムが充実!社員のスキルアップを全力サポート
教育プログラムが豊富なのも外資系の特徴の一つだと思います。
わたしが所属する会社の場合、入社したら一ヶ月程、みっちりと勉強だけの期間があり、その後も度々テストなどが行われます。
その種類も豊富!
テストを作る専門の部署があるくらいです。
このテストは昇進/降格に関するものではなく、あくまで理解度を見るためのもの。
わからない部分は質問して、スキルアップにつなげます。
テスト前に上司も「これは間違っても大丈夫、理解度を見て不明点を潰すためのものだから、気楽に取り組んでね」と言ってくれるので、間違えを恥じずに質問しやすい環境を作ってくれています。

また、社内のテストだけでなく、例えば、スキルアップのためのeラーニングの補助等も、生産性が上がることをきちんと説明できれば受けさせてもらえます。
外資系企業は「コスト」よりも「生産性」を重視します。

こういったスキルアップも、自分の「市場価値の向上」に繋げていくのにとても重要です
ちなみに英語があまり得意ではなくても転職できた話は以下の記事をご参照ください。
関連記事:英語ができなくても外資系に転職できる理由
子育て世代に優しい!同僚の家族を大切にすることは当たり前
特にヨーロッパの会社に言えますが、家族をとても大切に思う風土があります。
娘が熱を出して早退が続いてチームメートに毎日のようにフォローしてもらった時も「大丈夫なので任せて!きのこさんの家族は私の家族だから」と言ってもらえて、感激して涙が出てきたのを今も忘れられません。
また、日系企業にいた時は18時以降に来たリクエストも、何があってもその日中にやるのが『当たり前』とされていました。
でも今は17時過ぎにくるリクエストは「もう遅いから明日で大丈夫ですよ」と言ってもらえます。
本当に急ぎの時も、本社にサポートしてもらえるので、家族の時間を犠牲にすることはめったにありません。
当たり前ですが、フォローしてもらった分は翌日以降出来る時にカバーすることも大切です。

自分がやりたくて残業することはありますが、家族を犠牲にしてまで残業を強いられることはけしてありません。
また、残業だけでなく出張も同じです。
入社した際に、本来であればヨーロッパの本社に一ヶ月出張しなければならなかったのですが、娘が小さいので無理と伝えると、シンガポールに一週間に変更してもらえました。
その代わり日本で自分で勉強することは増えましたが…(笑)
このように社員の家族のために柔軟に対応してくれる風土がある会社が多いと思います。
仕事とプライベートのメリハリ命!人間関係がとってもドライ!
最近はお酒を飲む若者が減ったと聞きますが、「飲みゅにケーション」の文化って未だにあるのでしょうか?
私が新卒で入社した日系企業は、まさに『飲みゅにけーしょん』大好き企業でした
酒の席で新卒はイッキをさせられたり、お酌をさせられたり、一方的に先輩の話を聞かされたり、とにかくひどい目にあいます。

外資系企業には当然そんな文化はありません。
仕事とプライベートはしっかり別れています。
飲みに行くこともありますが、先輩が後輩に強要したり、上司にお酌したりすることは皆無です。
また、みんなで飲みに行く場合もけして強制ではなく「家族と過ごすから」と帰る人も沢山いますし、それを変に捉える人もいません。
仕事が終わった時間は、真のプライベート時間
会社や上司が束縛することは出来ないし、束縛しようという考え自体がありません。

飲み会がないからと言って、仕事以外で全く話すことがないと言うわけではありません。
会社が経費を出してくれて、チームビルディングをする機会があります。
チームビルディングでやる事はチーム内で決められます。
高級焼き肉やフレンチを食べに行ったり、スポーツをしにいったり、豪華ホテルランチをしたり様々です。
四半期に一度のチームビルディングと年末にエンドイヤーパーティー等で、同僚とコミュニケーションする機会は会社からも与えられます。

外資系企業の大好きなポイントを私の独断で紹介してみました。
外資系企業と日系企業の風土は異なる点が多いですが、良いと感じるか、悪いと感じるかは人それぞれです。
また、向き不向きもあるかと思います。
自分の職場とじっくり比べてみて、外資系企業に興味を持ったら是非挑戦してみてください。
挑戦するだけは無料てすから(笑)

外資系企業に転職するには?
ところで、外資系企業の魅力や特徴がわかったところで、実際に外資系企業に転職するにはどうすればいいでしょうか?
それまで築いてきたキャリアによって転職方法は変わってくると思います。
大きく2つに分けて以下の2パターンになるかと思います。
- 同業界・同業種で日系企業でのキャリアあり
- 同業界・同業種の仕事は未経験
同業界・同業種での経験あり!どうやって外資に転職するの?
既に日系企業でのキャリアがある場合は話が早いです。(わたしもこのパターンでした)
今まで積み上げてきた経験・強みを存分に転職先企業にぶつけるのみです!
とは言うものの、慣れない外資系企業の面接に一人で立ち向かうのは中々無理がありますので、リクルーターにサポートしてもらいましょう。
実際に私が外資系企業に転職した際に利用したサービスや注意点などをまとめましたので、是非参考にしてください。
関連記事:ワーママ の転職は難しい?!子育てママの私がキャリアを諦めずに転職に成功した理由
同業界・同業種は未経験、英語を活かして働ける?!
英語が得意!国際交流が好き!外資系の働く環境に魅力を感じて、外資系企業で働きたい!
でも自分にはキャリアがないから無理だよね…そんなことを思っている人も多いのではないかと思います。
でもそんな事ありません。
わたしが働いていたヨーロッパのIT系外資系企業では、派遣社員の方が働いており、コミュニケーションも問題なく仕事も優秀な方で正社員になっている方も沢山いました。
自分から手を上げれば、挑戦させてくれるのが外資系企業の魅力でもあるからです。
外資系企業へ入社する道は正社員からだけではありません。
以下の記事に詳細を載せてありますので参考にしてみてください。
関連記事:英語を活かして働きたい!外資系企業へ入るには?派遣社員から外資系キャリアを目指せ
