外資系企業で働く人の特徴 向いている人は?英語力は?積極的?変わり者が多い?!
こんにちは、きのこちゃんです。
前回の記事で、外資系企業の特徴を上げてみました。
関連記事:ここが大好き外資系!外資系企業の魅力・給与・働く環境をご紹介
こんな話をすると「外資系企業に興味はでてきたけど変わった人が多そうw」等よく言われます(笑)

もちろん外国籍の人も多く働く社内、どんな特徴の人がいるのか私の独断でまとめてみました。
この記事が外資系転職活動を始める前に、『自分は外資系に向いているのか?』を考えるきっかけになればと思います。

- 外資系企業に興味がある人
- 外資系企業に転職を考えている人
- 年功序列に不満を持っている人
- 終身雇用に不安を抱いている人
- 英語を活かして働きたい人
自発的で積極的!自ら行動を起こすタイプが評価される
あくまで私のイメージですが、日系企業では『会社や上司に従順なタイプ』が評価されがちだと思います。
以前に働いていた日系企業では、上司に忠実な人ほど社内の評価も高く、逆に多数派とは違う意見を言う人は煙たがられていました。

一方で外資系企業は『能動的に行動を起こせる』ことが重要視され、積極的に手を上げてアクションを起こす人は社内でも評価を受けます。
上司に従順であっても、自ら動けない社員は評価されにくいでしょう。

外資系企業で働くうえで、大事な姿勢を以下に上げました。
- やりたい仕事があるときは積極的に手を上げて上司に伝えられること
- 自分の課題だけでなくチーム内の課題に率先して取り組むこと
- 会社に与えられるのを待つだけでなく、自ら積極的にスキルアップの研修を受けること
- 疑問点は教えてくれるのを待つのでなく、自ら行動して解決すること
こんなタイプの人が本当に多いです。
あまり積極的ではない私の場合、何も行動しないと一人取り残されていくという緊張感もありましたが、働いているうちにこんなポジティブで生産性のある職場が好きになりました。

謙虚さは裏目に?!自己PRはとても重要
謙虚さを重んじる日本人にとって、自己PRって苦手なことではないでしょうか?
はじめての外資系企業で、上司とフィードバック面談をしたとき、外資系ルールを知らなかった私は、全ての自己評価を無難に真ん中にしてました。
すると上司から…

と不思議がられました。
わたしはもっと出来ている、これだけやったと言う事をはっきり伝えていいんだ!とそこできづいたのです。
その後、他の同僚が『軽く盛るぐらい自己評価高く伝えたよ(笑)』と言っていて驚きました。
自己評価を具体的に伝えられないことは外資系で働く上で致命的…
そのまま受け取られて、評価の面で自分が損してしまうことになります。
盛らなくても良いと思いますが、以下は大事なポイントだと思います
- 自分をポジティブに評価する
- 謙遜せずにはっきりと伝える
- 達成したことを数字なども踏まえて具体的に伝える
こういう事が当たり前なので、外資系の職場にはポジティブで自分をきちんと評価できる人が多いと思います。

仕事とプライベートを分けるメリハリ人間ばかり
日系企業で働いていた時、昼休みは上司とランチ、夜は会社の飲み会と、会社の人と過ごす時間がとても多いのが苦痛でした。
苦痛すぎて、わざと早めにランチに行ったりして上司や同僚から逃げていました。
こんなことしていたので日系企業では、『変わり者』と思われていたようですが(笑)

一方、外資系企業は仕事とプライベートをきっぱりけてメリハリを持って働くのが基本です。
こちらの記事にも記載しましたが、仕事後の時間を束縛してくる上司の存在は皆無です。
関連記事:ここが大好き外資系!外資系企業の魅力・給与・働く環境をご紹介

ランチ時間も人それぞれ。
同僚とランチに行ったり、買い物に行ったり、勉強したり、仕事をしたり…

むしろ人のことを束縛してくるタイプは外資系では嫌われがちなので要注意!
たまにそういう日本人もいますが、社内でだいぶ浮きます。
外資勤務はみんな英語がネイティブレベル?!そんなことは…
外資系と聞くとネイティブレベルの英会話ができないとやっていけないと思いがちじゃないでしょうか?
結論から言うと外資系企業に勤めるからと言って全員がネイティブレベルではないです。
ただし、英語に苦労している人は比較的少ないです。

関連記事:外資系企業はネイティブレベルの人だけ?!!わたしが英語ができなくても外資系に転職できた理由
私の場合は英語力以外の面で求められていた経験があったので、英語面接ではグダグダでしたが、何とか入社することができました。
また、あくまで外資系企業の日本支社なので、お客さんは日本企業の事が多いかと思います。
顧客と話すことが多い部署等は、意外とそれほどの英語力がなくても英語以外で経験や能力があれば採用されるケースもあります。
ただし、社内でのコミュニケーションは英語なので、ネイティブレベルではなくても自分の思っていることを伝える、聞き取る、また文章を翻訳で調べながらでも読解する能力は最低限必要だと思います。

ちなみに参考までに、英語学習サイト『英語学習ひろば』が行ったオンラインアンケートによると、外資系で働く人が持っているTOEICスコアの平均は768点、外資系で働く人が必要だと思うTOEICスコアは708点だそうです。
詳細は『英語学習ひろば』のこちらの記事になります。

日本の人材市場における英語力
また、外資系企業が日本で人材を探す際に一番ネックになっているのが『英語力』。
人材市場で『その分野のスキル』を持っている人は多くても、英語でフィルターをかけると極端に少なくなるそうです。

逆に言えば、ある程度の『英語力』があれば、外資系企業に入るハードルはぐっと低くなりますね。
求められる英語力はあくまで部署によって異なる
当然ながら求められる語学力は部署によって異なります。
例えばHR等の社内(または本国)でのやり取りが主な部署に関しては、完ぺきな語学力を求められる可能性もあります。
自分が希望するポジションが主に誰とコミュニケーションをとる機会が多いのか?
日本人のクライアントか?
外国のクライアントか?
はたまた、社内か?
チェックする必要がありますね。
スペシャリスト志向の完全な縦割り社会
日系企業は年功序列で年齢で役職が変わり、時には他部署へ移動の機会もあるいわゆる『横割り社会』だとすると、外資系企業は、年齢で役職は決まらず、部署移動も(本人が望まない限りは)ない『縦割り社会』と言えます。
外資系では広く様々な仕事がこなせるジェネラリストよりも、特定分野で専門的な仕事をこなす『スペシャリスト』であることが前提です。
また、外資転職市場でも、いろいろな部署の経験がある人材よりも、特定分野で専門性の高いスペシャリストのほうが断然市場価値が高いのです。

ある程度の年齢になると、特定分野でずっとスキルアップしていくか、もしくはマネジメント職に就くかの分岐点に立つことになります。
また、『縦割り文化』がとても強いので、自分の部署と専門外の仕事を押し付けられても基本的には対応しません(笑)
くっきりはっきりと業務分担のボーダーがあるのです。

日経企業にいたときは、セールスだったにも関わらずお茶くみをと飲まれたりしました。
今考えたらとんでもないですね…
そういう場合は、すぐにマネージャ経由で、依頼者のマネージャに注意が行くことになります。
いかがだったでしょうか?
転職活動を始める前に、『自分は外資系に向いているのか?』を考えることをお勧めします。
こんな文化なので、外資系企業でははっきりとモノをいう人は多いです。
そうでなければやっていけません(笑)
しかし一般的なイメージとは違い全員がネイティブであるということはありません。
おそらくしばらく働くと、今よりちょっと物怖じしない性格に変わるかもしれません(笑)
それが面白そうと思う人は是非、飛び込んでみてはいかがでしょうか?

外資系企業に転職するには?
ところで、外資系企業の魅力や特徴がわかったところで、実際に外資系企業に転職するにはどうすればいいでしょうか?
それまで築いてきたキャリアによって転職方法は変わってくると思います。
大きく2つに分けて以下の2パターンになるかと思います。
- 同業界・同業種で日系企業でのキャリアあり
- 同業界・同業種の仕事は未経験
同業界・同業種での経験あり!どうやって外資に転職するの?
既に日系企業でのキャリアがある場合は話が早いです。(わたしもこのパターンでした)
今まで積み上げてきた経験・強みを存分に転職先企業にぶつけるのみです!
とは言うものの、慣れない外資系企業の面接に一人で立ち向かうのは中々無理がありますので、リクルーターにサポートしてもらいましょう。
実際に私が外資系企業に転職した際に利用したサービスや注意点などをまとめましたので、是非参考にしてください。
関連記事:ワーママ の転職は難しい?!子育てママの私がキャリアを諦めずに転職に成功した理由
同業界・同業種は未経験、英語を活かして働ける?!
英語が得意!国際交流が好き!外資系の働く環境に魅力を感じて、外資系企業で働きたい!
でも自分にはキャリアがないから無理だよね…そんなことを思っている人も多いのではないかと思います。
でもそんな事ありません。
わたしが働いていたヨーロッパのIT系外資系企業では、派遣社員の方が働いており、コミュニケーションも問題なく仕事も優秀な方で正社員になっている方も沢山いました。
自分から手を上げれば、挑戦させてくれるのが外資系企業の魅力でもあるからです。
外資系企業へ入社する道は正社員からだけではありません。
以下の記事に詳細を載せてありますので参考にしてみてください。
関連記事:英語を活かして働きたい!外資系企業へ入るには?派遣社員から外資系キャリアを目指せ
