【二人目の出産レポ】経産婦の陣痛から出産までの体験談 コロナ禍出産
こんにちは、きのこちゃんです。
先日、第二子を出産しました!
https://twitter.com/kinocoin3/status/1390788948746674178?s=20

経産婦は【お産の進みが早い】なんて言いますよね。
痛みに弱い私、初産の際は無痛分娩にしたのですが、陣痛の苦しみが短いのであれば!と思い今回は普通分娩でうむことにしました。
関連記事:私の無痛分娩体験談① 里帰り先の病院へ
今回は経産婦特有の不安なども踏まえて陣痛から出産までの経過をまとめました!

経産婦の悩み 陣痛タクシーは来ない地域がある?!普通のタクシーは断られる?!
臨月に入り、産院から陣痛タクシーを予約するように言われました。






https://twitter.com/kinocoin3/status/1379616574596739072
衝撃でした!
まさか陣痛タクシーが来れない地域があるなんて!
そして普通のタクシーは乗車拒否される可能性があるなんて?!

経産婦はお産が早い…
もしタクシーに乗車拒否されている間にお産が進み、産院に間に合わなかったら…どうなってしまうんだろう?!
とても不安になりました。
ただ、最終的には、産院の事務の方が私の区でも対応している陣痛タクシーを見つけてくれ、事前登録ができました。

こんな不安が出産当日までつきまといました…
経産婦は早い?!陣痛開始から出産までのレポート
頭の片隅にそんな不安を抱えつつ出産日はやってきました。
ここからは陣痛から出産までの流れを時系列でお伝えします。

12:00 お腹に違和感?
出産日前日のお昼頃、お腹に違和感を感じました。
痛みはなく違和感のみ…
便秘気味だからかな?なんて思って過ごしていました。
19:00 軽い陣痛開始
夜になると軽い生理痛のようなものが来始めました。
この時点で「これは陣痛の始まりでは?!」と気づいたのでした。
このまま陣痛が強くなって入院になるかもしれないので、とりあえずお風呂に入って、夜ご飯を急いで食べることにしました。

産院からは「経産婦のお産は早いから陣痛間隔が15分おきになったら、産院に連絡するように」と言われていました。
その時点で陣痛の強さはまだ軽い生理痛でしたが、間隔は10〜15分になっていました。
まだ我慢できる痛さだし、違ったら悪いなという気持ちもありましたが、『経産婦は早い』という不安もあり、念の為産院に電話、すると念の為来てくださいとのことだったので産院へ向かうことに。
実家の母に来てもらい、既に寝ている上の子を見ていてもらい、夫の車で産院に向かいました。
- 陣痛?!と思ったらお風呂に入っておこう!
- お腹が空いている時間だったら産院に向かう前にご飯を食べよう!
- 陣痛の始まりは分かりにくいけど、違和感を感じたら躊躇わず、すぐに産院に電話しよう
19:30 病院到着、診察開始
コロナの影響もあり産院には妊婦しか入れなかったので、夫には駐車場で待機してもらい診察へ。
夜勤の助産師さん2人が暖かく迎えてくれました。
着替えをせずに、分娩台に上がりお腹にモニターを付け陣痛の経過観察が始まりました。
ところが、痛みは強くなるどころか、次第に間隔も長くなっていき…
観察すること30分…
陣痛は引っ込んでしまいました…


フライングしてしまったことがなんとなく申し訳なくも恥ずかしくもあり、なんとも言えない気持ち…


また次回もフライングしたらどうしようという気持ちがあったので、この助産師さんの言葉に救われたのでした。

- 陣痛が収まってしまうと一旦家に返されてしまう
- フライングすることもあるけど気にせず躊躇わずに電話しよう
20:20 一旦帰宅
その後、夫の車で帰宅。
長女を見てもらってた母には帰ってもらい(ごめん)、再び家で過ごすことになりました。

21:00 強めの陣痛開始
とりあえず布団に横になり寝ていると、次第に生理痛のひどい感じの痛みが定期的にくるようになりました。
しかしまたフライングだと嫌だと思い、寝ながら様子を見ることに…
間隔は10分〜15分おきになってきたのと、もう痛くて寝れないので、再び病院へ電話をしました。


23:00 再び病院へ
もう母を呼ぶのは申し訳ないので、登録しておいた陣痛タクシーに電話。


頭の中は陣痛の痛さと、病院に間に合うかの不安でいっぱい!
とは言え、断られずにタクシーに乗ることができました。
冷えると陣痛が痛くなる気がしたので、5月だけど厚手のブランケットを腰にぐるぐる巻きにしてユニクロのフリースを着てタクシーに乗りました。

産院に持っていくと良いアイテムをまとめたから是非インスタフォローしてね♪
- 冷えは大敵!タクシーに乗る時はブランケット等冷え対策を忘れずに!
23:30 病院到着、診察開始
タクシーの揺れで刺激されると陣痛が強くなり、病院に到着した頃にはフラフラ…
タクシー運転手さんに助けてもらいながら、やっとのことで入り口へ…


もう少し早めにタクシー乗れば移動も楽だったのかなと思いつつも、陣痛が弱すぎると返されるし、そのへんのタイミングが非常に難しいな…
今度は分娩室に入ると、入院着に着替えて荷物をあずけて分娩台へ。

その後、陣痛間隔はだいぶ狭まってきましたが、まだ生理痛の強い感じの耐えられる程度の痛みが定期的に続きました。
助産師さんと会話する余裕もまだまだありました。
00:00 過ぎ頃…
日をまたぎ、助産師さんと「○月×日生まれだねー」なんて話している間も暫く耐えられる陣痛が続くきます…
ポジションを仰向けから右向きに変えて様子見、もう一度仰向けにして様子見したけど同じ状況が続きます…
暫くしてから、「じゃあ左向いてみる?」と言われ体を左に倒すと、一気に激しい陣痛へ突入しました!

向きを変えたとたん今までない痛みと苦しさがやってきました。
思わず唸っていると、助産師さんが背中のツボを押してくれます。
ツボを押してもらうと不思議と痛みが遠のきます。
本当に助産師さんのツボ押しに助けられました。
その後も痛みが強くなるたび、呼吸が浅くなってしまいますが、助産師さんが「呼吸ゆっくりねー」と言ってくれる声を聞いて、なるべく冷静を保って呼吸を整えるよう心がけました。
本当に痛すぎて、苦しすぎてどうしょうもなくなっていると、「そろそろですかね」と寝ている姿勢を左向きから仰向けへ変更。
仰向けに戻れば痛いのもなくなる?!と期待したけど、そんな訳もなく痛みはどんどん増していきます。
いよいよなのか…
分娩台の背中を起こされ、助産師さんが医師に連絡する声が聞こえ、これはいよいよという感じになってきました。
助産師さんの合図とともにいきみますが、最初の何回かは全く手応えがなく「これ本当にいつまで続くの?!」と半泣き状態…
「頭が出てきましたよー」と言われた時は、「あーやっとか!」と思い嬉しかったけど、お股にいる感じがとても気持ち悪いのと、会陰が裂けることが心配で、もう一刻も早く出したい!
もはや助産師さんに何を言われても冷静さを保てなくなって、呼吸もだいぶ浅い呼吸になってきていました。

↑共感してもらえてるのがとても嬉しいのと心強かった!



頭が出たと言われてから2回ほどのいきみで、自分でも訳の分からない叫びとともに、スルッと出てきました!
出てきた瞬間の気持ちよさと、達成感はなんとも言えない!
第一子を無痛分娩で出産した時とは比べ物にならない達成感でした。
関連記事:私の無痛分娩体験談① 里帰り先の病院へ
心配していた会陰は1センチ程裂けてしまったのですが、医師の処置が良かったのかその後の痛みはそれほど酷くなく済みました。
こうして母子ともにお産を終えることができたのでした。
本陣痛からなんと4時間で出産!
経産婦は早いと言われているけど、こんなにすぐに終わってしまうとは…
後に、助産師さんに「いいタイミングで病院に来たね」と言われたけど、本当にそのとおりでした。
心がけたのは、なるべく助産師さんを信頼して言うことを冷静に聞くこと。
痛みと苦しさでパニックになりがちだけど、無事に出産できたのは助産師さんのことを信頼して、冷静さを保つよう努力したことが大きいと思います。

- できる限り冷静に冷静に
- 助産師さんの話をよく聞いて従うことが一番大事
- 陣痛?!と思ったらお風呂に入っておこう!
- お腹が空いている時間だったら産院に向かう前にご飯を食べよう!
- 陣痛の始まりは分かりにくいけど、違和感を感じたら躊躇わず、すぐに産院に電話しよう
- 陣痛が収まってしまうと一旦家に返されてしまう
- フライングすることもあるけど気にせず躊躇わずに電話しよう
- 冷えは大敵!タクシーに乗る時はブランケット等冷え対策を忘れずに!
- 出産の際は(難しいけど)できる限り冷静に冷静に
- 助産師さんの話をよく聞いて従うことが一番大事