新卒で日系企業だった私が外資系企業で働くまで
こんにちは、きのこちゃんです。
只今、外資系IT企業で比較的高年収・リモートワークという自分の理想の形で働けています。
働く目的は「お金と時間のため」を徹底して貫き、転職回数4回
その結果、以下のような状況になりました…
- 英語が苦手だけど外資系
- ワーママだけどフルタイム勤務
- 文系だけどエンジニア
- 残業少なめだけど高収入


かなり個人的な職歴なので、すべての人に再現性があるかは分かりませんが、現状の職場に満足していない人・外資系企業に興味がある人の参考になればと思います。
失敗だらけの新卒就職活動
私の社会人人生は失敗から始まりました
自己分析も沢山したし、就活セミナーにも人並みには参加したよ
だけど…
『自分のやりたいことは何?』が見つからない…
とりあえずCMなどでおなじみの大手企業を受けてみるけど、ことごとく失敗…
どうしたらよいか分からないこの状況はまさに『インベスターZ』の就活地獄そのものでした!

結局、大手は入れず、中小企業の半導体商社に営業マンとして入社することができました。
新社会人で古い社内ルールと合わない仕事に苦しむ日々
なぜ半導体の商社を選んだかというと、2つの理由がありました。
- 当時iPhone3が出始めていて、半導体はこれからスマホが普及するから必ず儲かる!と思った
- 海外で仕事ができる可能性がある商社を選んだ


大手ではないものの、夢と希望をもって入った会社…
夢と現実のギャップにびっくりでした…
日本の伝統的なサラリーマン社会
半導体商社などに入ってしまったから、一緒に働くのはおじさんばかり
女性は一般職や秘書ばかりで、仕事はお茶くみ、買い物、コピー取り、入力作業…
営業職で女子は私と先輩の2人だけでした

営業職なので社内社外問わず人脈作りは出世の要
飲み会は必ず参加です
上下関係がはっきりしている会社だったので、年齢上・肩書上の方々の言うことは絶対!
逆らうことはできません
同期入社の男の子たちは、大変!
食べ終わったサラダボールにドレッシングが残っている所に焼酎をたっぷり入れたものを一気飲みさせられるなどのパワハラを普通に受けていました


やりたい仕事ができない日々
なぜ商社に入ったかというと『海外出張』したかったから!
中小企業とはいえ、商社だから世界を相手に仕事だ!っと張り切っていたけど
当たり前ですが新卒にいきなり海外出張の仕事は来ないです
日々の業務は大手電機メーカーに行って半導体供給量の調整をするミーティングをしたりなど…
海外の『か』の字も出てこない毎日…
それだけが希望でで入社した(笑)わたしは当然、ちょっとも面白くありませんでした

そもそも営業が向いていなかった
最大のポイントは
『営業職が向いていなかった』
毎日のようにお客さんを訪問し、会話し、ご機嫌取りをし…
お酒の席ではお酌をし…
その流れの中で気づいてしまったのです

これが一生続くと思うと怖かった…
そして鬱になり…
診断書もらって退職しました…
きのこのポイント:嫌だったら自分の直感を信じて逃げよう!

一社目を辞めたときは絶望しかなかったけど、今は本当に辞めてよかったと思ってます


新卒1年目で社会からドロップアウト
新卒一年目で社会からドロップアウトしてめちゃくちゃ落ち込みました。
自己分析の鬼になり、一生懸命、自分のやりたいことを考えたけど全然見つからず
同年代の友達が苦しみながらも日々頑張っている姿が眩しすぎて、自己嫌悪で凹む日々でした。。。


新卒時代に「自己分析をして自分のやりたいこと興味を活かせる仕事を見つけよう」と刷り込まれていた為、一生懸命自己分析したけどそんなものは見つからず。。。

そして気づいた結論が
仕事に活かせる好きなことはない
わたしにとって好きなことを探しても仕事に結びつけることはとても難しかったのです。
好きなことではなく、いかに楽にいかに沢山のお金を稼げるかを重視しよう!
その結果たどり着いたのが、インターネット広告の世界でした。


- 当時はまだインターネットがここまで普及しておらず、これからのポテンシャルが見込めた
- オンラインであれば将来的に家で仕事をできる可能性がある
- たまたま募集していた


きのこのポイント:自己分析の鬼になり好きなことを仕事にしようとするのはとても危険!仕事はお金を稼ぐものと割り切ることも時には大事
月収18万円/契約社員で社会復帰


知識もスキルもないまま異業界に飛び込んだため、最初は雑用ばかりの日々。。。
ずっとパソコン画面を見てひたすら広告の画像キャプチャをとったり、紙の報告書をホチキス留めしたり。。。
でも、1社目ほどのプレッシャーや残業もなく穏やかに過ごすのでした。。。
ただ、心の隅に「このまま一生月収18万でホチキス留めしてたらまずいのではないか」と浮かんでいました


ある時、ホチキス留めから次の仕事に移る為に、上司と面談が設けられました。

同期8人のうち、「技術部」は1人、営業部は7人の移動となるとのことでした。
「技術部」では主にインターネットに関する技術的なサポートをする専門的で当時としてはマニアックな仕事でした。


枠は一人。。。
私と同じ考えで技術部を希望する人がいないか、取られないか、ドキドキしていると。。。


給料は相変わらず18万円だし、契約社員のまま。
それでも文系で雑用しかできない自分が技術部にいけたのはとてもラッキーでした。
この選択がのちの年収アップに大幅に寄与しました


きのこのポイント:人と同じことを重視はNG!希少価値や発展性を見極めてチャンスを逃さないように目を光らせておこう
外資系IT企業へ転職のステップアップ


技術部に配属されてからも、未経験だった私は主に雑用とちょっとした作業係
誰でもできる簡単な単純作業を繰り返す日々でした

「働くのはお金のため」と割り切っていたので、どんなにつまらない作業でも文句はありませんでした
そんな日々に突然、転機が訪れました
外資系IT企業にヘッドハンティングされたのです


GoogleやFacebook等をみても分かるように、インターネットサービスは日本より欧米の方が進んでいます
技術部では日本には進出していない海外の製品も扱っており、わたしはアメリカの製品の単純作業もしていました
とはいえ、単純作業の契約社員なので英語を使う必要もプログラミング知識も必要なくサルでもできる単純作業を繰り返すだけでしたが。。。
そんな中、そのアメリカの会社が日本に拠点を構えることになり、単純作業要員としてヘッドハンティングされたのです
ラッキーという感情よりも、驚きと戸惑いの方が多かったです


※実際はもっと丁寧な言い方ですw


お金のために働いていて、仕事や会社に何の未練もなかった私
正社員になれる/給料UPにつられてあっさり転職したのでした


この会社で提示された年収は400万円でした。

それでも契約社員時代の年収216万円(月収18万円)と比べたら倍近く上がりました!
しかし、後に知ったことですが、本来であれば外資系企業は入社前にきちんと年収交渉をすべき
今考えたらきちんと年収交渉をすべきだったと悔やまれますが…当時はこれでも満足だったのでした…
外資系企業の年収や特徴についての記事はこちら
関連記事:ここが大好き外資系!外資系企業のメリット・給与・働く環境をご紹介
アメリカの会社にとっても、格安価格で自社製品の経験がある社員を雇えたので万々歳だったでしょう

ただ一度外資系企業に入社してしまえば、あとは外資系間の転職を繰り返すだけで年収がアップしていくのが外資系の魅力!
ここから2倍、3倍と4桁目指してアップしていくのです。
外資系転職関連の記事はこちら、実際にわたしが使ったエージェントさんも載せています
関連記事:ワーママ の転職は難しい?!子育てママの私がキャリアを諦めずに転職に成功した理由
そして年収アップのためにもう一つ必要なこと、それはスキルアップ!
外資系企業でのスキルアップについてはコチラの記事にも載せています。
関連記事:ここが大好き外資系!外資系企業のメリット・給与・働く環境をご紹介
私のように派遣社員から外資系企業へ転職されたい方はコチラをどうぞ
関連記事:英語を活かして働きたい!外資系企業へ入るには?派遣社員から外資系キャリアを目指せ
新卒で失敗しても行動力があればなんとかなる!
現状を改善するために行動してみよう!と思ってもらえたら嬉しいです。