【保険見直し】月2万円の支出削減に成功!自分で保険を見直す方法を大公開
こんにちは、きのこちゃんです。
節約の要は固定費を抑えること!
我が家で固定費の大部分を占めるのが『保険料』
ここを少しでも削減できればぐっと大きく節約できます。
ただ既に加入から数年経過し保険料を払ってしまっているので、途中で解約してしまうと金額的には損をしてしまいます。
損をしてまでも解約すべきかどうか…?!
我が家が実際に、自分で保険を見直して月2万円を節約した方法をご紹介します。
- 固定費を削減して家計の支出を抑えたい人
- 保険解約に興味があるけど腰が重い人
- 保険の見直し方がわからない人
現状加入している保険をチェック
まずは現状加入している保険とその内容ををチェックします。
我が家は下記の3つの保険に夫婦で加入しています。
- SOMPOひまわり生命 終身保険
- SOMPOひまわり生命 医療保険
- ジブラルタ生命 ドル建て養老保険
見直しを始める際は、加入時に受け取りシュミレーションをした際の資料や現状の支払額が分かる資料(保険会社から送られてくるはがき等)などを手元に用意しましょう。
保障内容と今まで支払った保険料、返戻金などを確認していきます。
加入中の保険内容詳細をチェックしよう
保険内容詳細をチェックする際は、これからも保険料を払い続けられるくらい納得できる保障内容か、損してでも今解約して保険料支払いをストップするかを天秤にかけてえ考えることがポイントです。
それを踏まえて、実際に我が家で行った保険の見直し方法を、各保険ごとに具体的に紹介します。
SOMPOひまわり生命 終身保険
6年前に加入した終身保険、月3000円(一人)で払込は60歳で完了、死亡時にお葬式代くらい払えるようにと加入しました。
- 保険料:3,076円(月額)
- 保険金:150万円(死亡時又は所定の高度障害状態)
- 支払期間:60歳まで
- 三大疾病で払込免除
- 加入歴:6年間
- 払込額:221,472円
- 払込予定額:812,064円
- 解約返戻金:161,715円
金額面でどのくらい損をするのか?
上記を踏まえてまずは、金額面から考えていきます。
既に6年間で221,472円支払い済み。
解約返戻金は161,715円しか出ないので、今解約すると単純計算で59,757円損してしまいます。

次に受取時にどのくらいの保障が得られるのかを確認します
満期までの合計支払額は単純計算でおよそ合計1,033,536円です。
死亡時に150万円受け取れるのであれば、確かに損はしない。
更に、仮に満期まで払い続けることを決めた場合、これ以降払う合計額は812,064円になります。
問題は今後、812,064円を60歳まで支払い続ける価値がある保障内容なのか?!がポイントです。
損をしてでも解約する?保障内容を確認し考えよう
上記を踏まえた上で、保険内容を見直してみます。
お葬式代にと加入したけど、お葬式に150万円もかかるのだろうか?
お葬式について調べてみると、小さなお葬式などを使えばなんと10万円以下でもできるらしいことが発覚しました。
更に我が家の場合、子供に残すお金はNISAなど別の枠で用意しているので生命保険で残すことは考えていません。
我が家の出した結論
結論:解約決定
理由まとめ:
現状解約すると59,757円損してしまうけど、今後812,064円を支払う価値がある保障内容ではないと判断したため
SOMPOひまわり生命 医療保険
次に同じく6年前に加入した医療保険、月約7000円(一人)で払込は60歳で完了。病気になったときの入院代や生活費の足しになるように加入しました。
- 保険料:6,919円(月額)
- 入院給付金:1日5,000円
- 手術給付金:40万円まで
- 三大・七大疾病一時金:100万円
- 先進医療:通算2,000万円まで
- 加入歴:6年間
- 払込額:498,168円
- 払込予定額:1,826,616円
- 解約返戻金:なし
金額面でどのくらい損をするのか?
上記を踏まえてまずは、金額面から考えていきます。
既に6年間で約50万円支払い済み。
しかしこちらの医療保険の場合解約返戻金はなしなのです。

満期までの合計支払額は単純計算でおよそ合計230万円です。
仮に満期まで払い続けることを決めた場合、これ以降払う合計額は180万円になります。
解約返戻金がないのはもはや仕方ないので割り切って…
問題は今後、180万円を60歳まで支払い続ける価値がある保障内容なのか?!がポイントです。
解約返戻金なしでも解約する?保障内容を確認し考えよう
上記を踏まえた上で、保障内容を見直してみます。
まずは入院代について、1日5000円って本当に必要かを考えます。







参考:年齢階級別に見た退院患者の平均在院日数(*2)
という訳で、入院代1日5,000円の保障はなくても大丈夫という結論に。
(1) 住友生命入院にかかる費用より抜粋。
(2) 厚生労働省「平成29年患者調査より抜粋
まずは先進医療について、2000万円って本当に必要かを考えます。

先進医療について公益財団法人生命保険文化センターを参考にさせていただくと、先進医療の技術料平均額は5万~370万円程度です。
高額ではあるものの、2000万円必要かと言われると…そうではない感じです。
更に、注目したいのが年間実施件数、2019年〜2020年の一年間での患者数は5459人程度だそうです。

我が家の出した結論は件数も少ないし、2000万円も必要ないので先進医療保障も必要なしということに。


我が家の出した結論
結論:解約決定
理由まとめ:
現状解約すると約50万円損してしまうけど、今後180万円を支払う価値がある保障内容ではないと判断したため
以下詳細。
- 入院代1日1万円くらいは払える現金を用意しておく
- 先進医療保障は件数も少ないし、2000万円も必要ないので必要なし
- 運動が好きで食べ物も健康志向なので病気しない(体作りを目指している)
ジブラルタ生命 ドル建て養老保険
こちらは老後の年金目的で4年前に加入。将来的に日本円だけではなくドルで持っておきたいと思いドル建てにしました。
- 保険料:3,240ドル/約36万円(年額)
- 保険金:500ドル/約5.5万円
- 年金受取り前死亡時:5万ドル/約550万円
- 支払期間:60歳まで
- 受取期間:20年間
- 加入歴:4年間
- 払込額:12,962ドル/ 約140万円
- 払込予定額:68,050.5ドル/約748万円
- 解約返戻金:10,205ドル/約112万円
金額面でどのくらい損をするのか?
上記を踏まえてまずは、金額面から考えていきます。
わかりやすく円で考えていきます。
既に4年間で約140万円支払い済み。
解約返戻金は約112万円しか出ないので、今解約すると単純計算で約28万円損してしまいます。

次に支払いに対してどのくらい保障がもらえるのかを確認します。
満期までの合計支払額は単純計算でおよそ合計748万円です。
20年間確定年金なので、受け取れる保険金が以下になります。
70歳:660万円
72歳:792万円
80歳:1320万円
(ちなみに円で保険金を受け取る場合為替交換手数料(0.01円(*1)/1米ドル)が発生します。保険金月500ドルなので5円程度です。)
つまり72歳まで生きれば元を取れるということです。

更に、仮に満期まで払い続けることを決めた場合、これ以降払う合計額は約608万円になります。
問題は今後、約608万円を60歳まで支払い続ける価値がある保障内容なのか?!がポイントです。
損をしてでも解約する?保障内容を確認し考えよう
上記を踏まえた上で、保険内容を見直してみます。
生命保険代わりにもなる
このページにも記載したとおり、「お葬式代こんなにいらない!」生命保険は解約することにしましたが、万が一の際の子供にかかるお金が少しあると安心だとは思っていました。
こちらの保険は払込完了前までは、死亡時に約550万円程度の保険金がでます。
払込後は出ませんがその頃には子供は既に成人しているので、不要という判断をしました。

もはや公的年金はもらえない
ご存知の通り日本の公的年金制度はもはや破綻寸前です。
公的年金に頼ろうとはもっぱら思っていないので、iDecoやNISAで老後資金を積み立ててはいるのですが…
年金受取り年齢に達した際に万が一、株価が暴落していたら?!
暴落時に株を切り崩すのは、更にその後の生活資金を減らすことにつながるご法度です。
株価暴落時の備えとしても、この保険は役立ってくれるだろうと判断しました。

我が家の出した結論
結論:継続加入
理由まとめは以下の通り
- 子供が成人するまでの生命保険としても使える
- 引退後の株価暴落時の備えとして
- 将来の円高を期待して
見直した結果
保険を見直した結果、月約2万円(夫婦で)の支出を抑えることができました!
- SOMPOひまわり生命 終身保険 → 解約
- SOMPOひまわり生命 医療保険→ 解約
- ジブラルタ生命 ドル建て養老保険→ 継続
また、ドル建て養老保険は生命保険と内容がかぶっていたところもあったので、今回の見直しで保証内容を最適化することもできました。

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